今回は、日商簿記2級が、就職・転職に有利なのかという点について求人情報サイトを利用しながら実際に調べてみました。
本記事の内容
- 簿記2級は新卒入社時に有利になる?
- 簿記2級は転職で有利になる?
- 大手求人サイト3社で実際に「簿記2級」を検索にかけてみました!
企業が求める資格ランキングTOPに入る日商簿記検定ですが、実際のところ、就職活動に有利なのかという点は気になっている方も多いと思います。
取得しても意味がないものに、貴重な時間を割くのはもったいないですしね。
資格と就職は、密接に関わる部分なので、そのへん詳しく調査していきたいと思います。
この記事の目次
簿記2級は新卒入社時に有利になる?
まずは、簿記2級が新卒入社時に有利になるか?という点についてお話したいと思います。
僕の考えを言うと、簿記2級を所有していることが、内定を決める決定的な切り札になるかと言われれば、正直微妙なラインだと思います。
しかし、企業側からしたら簿記の資格を所有している人材はとても価値があるので、就職活動時に有利に働くことは間違いないです。
履歴書に日商簿記2級と書いてあれば、学生のうちからビジネススキルの基礎である簿記は身につけておきました、という証明になるので、採用担当者の目に留まることは十分あります。
また、資格に合格したという事実だけではなく、資格取得という1つの目標に向かって努力したという過程も評価の対象になることが考えられます。
これらのことをふまえると、学生の方が就活に向けて簿記2級の学習をすすめることはとても意味のあることだと言えそうですね。
簿記2級は転職で有利になる?
転職で、簿記2級が有利になる?という問いに対しては、有利にはなるが、ライバルに実務経験者の方がいれば実務経験者の方が重視される可能性が高い、が答えだと思います。
企業では、即戦力となる人材が求められているので実際に実務経験がある方は企業からかなり重宝されます。
しかし、次の段落でご紹介しますが、簿記2級の資格を保有していれば、実務未経験の方でも応募できる求人が多いのは事実です。
自分から職種を限定しすぎないかぎり、転職先の選択肢は多いですよ。
大手求人サイト3社で実際に「簿記2級」を検索にかけてみました!
おまたせしました。今回の記事のメインディッシュです。
今回は、大手転職サイトのリクナビNEXT、マイナビ転職、DODA(デューダ)の3つのサイトで「簿記2級」でヒットする求人数を調べてみました。
簿記2級の条件に加えて、「簿記2級+未経験」もあわせて調べてみたので、ぜひ今後の参考にしていただければと思います。
※ 下記は2018年3月時点の情報です。
リクナビNEXT
まずはリクナビNEXTで調べてみたいと思います。
公式サイトにいくと、キーワードから探すという欄があります。そこに「簿記2級」を入れて検索してみます。
すると、、、
105件の求人がヒットしました!
さらに、「簿記2級+未経験」の条件で検索してみると、47件ヒット!
条件を絞っていないので、勤務地などはバラバラなのですが、なかなか多い方ではないでしょうか?
マイナビ転職
次は、マイナビ転職で調べてみたいと思います。
公式サイトに行き、求人を検索するという欄から、「簿記2級」を入力して検索。
すると、ヒットした求人数は110件!
さらに、「簿記2級+未経験」で調べると、66件の求人がありました!
DODA(デューダ)
最後にDODA(デューダ)で調べてみたいと思います。
公式サイトに行き、キーワードから探すに「簿記2級」を入れて検索。
すると、該当求人数は驚きの407件!!
「簿記2級+未経験」でも56件のヒットがありました。
まとめ
今回は、日商簿記2級は、就職・転職に有利なのかという点について求人情報サイトを利用しながら実際に調べてみました。
記事のポイントをまとめます。
- 求人情報サイト3社で実際に調べてみた結果、簿記2級の資格を所有していることは、就活・転職で間違いなく有利になることがわかった!
ここまで色々書いてきましたが、1文でまとめるならこんな感じです。
実務経験者の方が優遇されるのは確かですが、求人サイトを見ていると、実務未経験大歓迎と書いてある企業も多かったです。
今回調査に使用したサイトはどれも5分程度あれば登録が終わりますので、ぜひ、ご自分の目で確かめてみてください。
今回調査に利用したサイト